ウォーターオパールは透明のベースに青や緑などの光の輝きのようなものが見える石でクリスタルオパールなどとも呼ばれています。
ベースが透明なので水の中に虹のような光がゆるゆると現れるようで本当に見飽きません。
この、ゆるゆると現れる光のことを游色といいます。游色効果を持つ天然石はほかにもありますがやっぱりオパールが一番有名で人気のものです。
日本人は特に好きでした。
あまりに好きすぎて市場にオパールが足りなくなり、焦った生産関係者の中には手抜きをする業者も現れたりしてそのせいでオパールの評判が下がったりしたこともあります。
どんな手抜きかというと、オパールは採掘した後宝石へと加工する際にじっくり時間をかけて水分を飛ばさないといけないのですが、焦ってその時間を短くしてしまい、その結果流通したオパールにヒビが現れるというもの。
だからオパールはヒビが入る という口コミが広がり敬遠する人も出てきてしまいました。
今はそんな風に言われることはなくなりましたが、もともとあまり強い石ではないので丁寧に扱ってあげる必要はあります。
まぁどの天然石でも同じですよね。
手荒にしていいものなんて何もありません。
オパールの種類としてはそのほかにも母岩がついたものもあります。
母岩の色によってブラックオパール、ボルダーオパールに分かれます。
あまり游色はありませんが赤系統のファイヤーオパール、メロンのような色のグリーンオパール、ピンクオパールなど割といろいろあります。
和名は 蛋白石
いつもなら日本語のほうがその石の特徴が感じられやすい素敵な名前なのですがこれはちょっと。。。この場合はオパールと呼んだほうが素敵ですね。
オパールの優しげな雰囲気に四角のキリっとしたデザインを追加して甘さを抑えてみました。
シンプルな装いにどうぞ。
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