お葬式での真珠の使い方・

彫金ジュエリー制作

 

フォーマルな場にとっても役立つ真珠。

でも お祝いならともかくお葬式などの場面では使い方を間違えるととっても失礼になります。

 

とくに お葬式

 

まず、日本では華やかさを出してはダメ。

その観点からすると、カジュアル感の強いロングタイプはダメ。

2連は 悲しみが重なる とされ やっぱりダメ。

 

42cm(一般的なパールネックの長さ)の一連パールネックレス が無難。

真珠の大きさは 7~8ミリくらいが一般的。

あこや真珠でよくある大きさです。

 

大きくなると華やかさが出るのでなるべく避けます。

バロックもそう。華やかですものね。

 

色は 白系、黒系 どちらでも。

ただお年寄りの多い場面だと やっぱりお年寄りが普段から見慣れてて

きちんとした印象を持ってもらえる白がいいかも。

 

指輪でつけてもいいのは結婚指輪と婚約指輪のみ。

なので 真珠とはいえ 指輪はしません。

イヤリング、ピアスはぶら下がっていないもの。

耳に張り付くものですね。

揺れると カジュアル感が出るので揺れるモノは避けます。

 

ピアスを普段使ってても お葬式の場面だけはイヤリングにするとさらにいいかも。

 

 

注意が一つ。

金色はダメです

よって 金具は銀色に!

 

 

 

マナーは 時代、場所でかわかるものだし

この頃は気にしない方も多いので

あまり神経質にならなくてもいいかもしれませんが

要するに お葬式は 故人を悼むためのモノ。

 

ファッションショーではない。

 

光るもの 華やかなものは避けるべき。

その方が 周りの人を不愉快にさせずに済みます。

外国では華やかなものを身に着けるところもあります。

ところ変わればってやつですね。

 

全然つけなくても と思いがちですが

まるきりつけないのはかえって失礼とされるので

【控えめな真珠のネックレスとイヤリングをさりげなくつける】

というのがベストな選択でしょう。

 

着物のときは 結婚指輪化婚約指輪以外つけません。。。念のため。(^^ゞ

 

 

ちなみに 喪服用のジュエリー=モーニングジュエリー と言いますが

そのリストに真珠は入っていません。

Mourning・gjewelry = 葬儀の席や喪中につける宝飾類は

黒珊瑚 ジェット オニキス とされています。

オニキスは艶消しの物もありますしね、

 

 

 

日本では 控え目 地味 を意識すればたいてい大丈夫。

 

ただ、あまり意識しすぎて 故人とのお別れがきちんとできないのは本末転故。

なんのために装うのか を考えればいいのではないかな~~

 

ということでお葬式編でした。

そのうちほかのものも、書く かも (^-^;

 

 

 

 

 

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