片方なくしたら役に立たないもの。って ユーミンの曲にあった。
あれはパールピアス。
でも、ほんとは役に立つ。
リフォームして生まれ変われるから。
イヤリングやピアスは落とすことが多いので、私の作品展に毎回お越しくださるマダムもよく片方だけ持ってくる。
簡単に金具をつけてペンダントトップにしたり石だけ外してほかのものにしたり。
今回はイヤリングをブローチにとのこと。
で、流れるようなデザインものがいいとのこと。
元のイヤリングは楕円形、しかも3cmくらいのサイズ。
作る前に写真撮るの忘れた
さぁ希望にこたえるにはどうする??ってことで周りに長い飾りを付けました。
結構何とでもなるものよね。
でもこれは シルバーだから。
メッキのものは私には無理です。
金、プラチナも同じように加工できるけど私はやってない。
メインにしているのがシルバーなので ほかの金属を加工するのはやらない。
で、ほかの人の作ったものは、どの品位のローを使っているか分からないのでリフォームを受けるのは恐ろしいから受けない。
かなりわがままに聞こえるでしょうがローの品位が不明ということは どの程度の火で崩壊するか不明ということで火を当てた瞬間に ぼろっとパーツが落ちる可能性がある
自分の作ったものなら品位も想像がつくし、何よりぼろっと崩れても作り直しができる。
なので私は自分の作ったものしか修理もリフォームも受けない。
完全に作り替え、つまり、元のジュエリーの石だけ使ってほかのものを作るとかならいいけど。
ちなみにリフォームはちゃんと連絡の取れる人、地元の人とか、居場所がわかって連絡の取れる人とかに頼んだほうがいい。
なぜかというと、文句が言えるから。
ちょっと困った状態でも何とかしてもらえるから。
それと デザインを変えるリフォームの場合、その人の作るデザインが好きかどうかをよく考えないと残念な仕上がりになる。
リフォームは注文する側がきちんとイメージしていさえすればそれに対応する制作者は必ず見つかるから探すのも楽しみ 位に気長に探したほうがいいと思う。
たいていの場合、「何か作りたい」くらいの感じで頼む人は失敗する。
何か がはっきりしていないから、何が完成してもピンとこないのだと思う
と、熱く語ってしまったけど私も受けて失敗したことが何度かあるので。。。
今回のブローチはどうかな~~
渡すまで胃が痛いわ。
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