淡水パールのシルバーリング

彫金ジュエリー制作

20×16㎜くらいのグレー系パールを使ったリング。

淡水なので 本真珠ほどの照りはないけど

グレーの中にピンクやブルーがうっすら出て

とっても好きな色合い。

 

 

淡いブルーとピンクの組み合わせは12月の空によく似ている。

夏のようなはっきりした青ではなく

かすれたようなブルー。

夕方になるとそれにピンク色が混ざってきて

何とも言えない綺麗な色の空になる。

 

 

 

グレーはまとまり感の出る色で

上品に使うととてもいい感じの色になるけど

洋服では難しい。。。

私はグレーを着るのがヘタである。

 

でもパールはグレーが好き。

白やピンク、黄色やピーコックなどいろいろあるけど

グレーのパールはつい仕入れてしまう。(^-^;

 

 

 

淡水パールと人工パールをごちゃまぜに認識する人もいるけど

淡水パールは養殖パールで

人工パールはプラスチックなどで製造する全く別物。

 

あこやは海水だけど、淡水パールはその名の通り淡水に生息する貝の中で育つ。

昔は養殖の技術もあまり進んでなくて

淡水=しょぼい

というイメージだったが

技術革新は素晴らしく、きれいなパールがどんどんできるようになった。

 

パール好きにとってはうれしいことである。

 

天然石には美しくするためにいろんな加工を施している場合が多い。

染み抜きや染色が代表的で

その他もろもろ。。。

 

人間でいうトコロの お化粧や整形である。

 

鑑定書を見れば載せている場合がほとんどだが、

お化粧レベルなら載せなくてもOK

でも整形レベルはちゃんと載せないとNG.

とか、もあるし。

 

そして、いいお化粧品、つまりすごい技術での染色なら

なかなか色褪せたりしないけど

安いお化粧品 つまり、ただ浸して染み込ませたレベルだと落ちやすい

とかもある。

 

宝石の世界は難しい。

 

Beenで使う石は 信頼している宝石屋さんで仕入れてはいるけど

あまり高価な石を使うことはない。

ファッションジュエリーなので。

 

粗悪なものは可能な限り使わないようにしているが

鑑定に出してはいないので

自分の目で見て の判断。

 

これまで別のところで仕入れて

ゲッと思って処分ことがある。

そういうのを繰り返しつつ

日々勉強していくしかないのだろうな~~。

 

なんでも経験。(^^ゞ

 

 

 

 

 

2022年作品展
3月21日~3月27日  福岡市天神 ギャラリー風
4月 国立市 artspace88

 

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