ピンク色のアンフィボールインクォーツ・シルバーリング 

シルバーリング,ルチルクォーツ,天然石 彫金ジュエリー制作

以前この石を使ってリングを作っていたけど、

デザインがいまいち気に入らずどうしようかと悩んでた。

 

で、やっと作り替え。

前回はごてごてしてたので今回はすっきり(当社比)(;^_^A

 

ルチルクォーツ,天然石,シルバーリング

サイズは11号とちょっと小さめ。

 

水晶なのでベースは透明。

普通の水晶はリングにすると底面をつけないと指が丸見えで何となく美しくない気がする。

水晶のすっきりした良さが透けて見える指のせいでいまいちな感じになる。

 

底面をつけると指は見えないけど光の入り方が減ってそれまたいまいちの感じになる。

なかなか難しい石である。

 

でもこの石は その内包物のおかげで指が丸見えにはならない。

なのでリングにしても、石が美しく見える。気がする。

 

針状結晶の内包物が入ってるものはすべてルチルというと思ってた。

でも調べてみると これはアンフィボールインクォーツというらしい。

結晶の成分が違うのだ。

ルチルクォーツは 金紅石を含む水晶

アンフィボールは角閃石を含む水晶

金紅石は金属光沢があり 角閃石にはその輝きはない。

 

ただ、プロの鑑定士でもなかなか難しい判定らしい。

そして石を販売しているお店でも

レッドルチルとかブラックルチルとかの名前で売ってるところがとても多い。

 

石は販売するために、人気のある名前や分かりやすい名前、素敵な名前を付けることがある。

そのほうが売れるから。

ホワイトラブラドライト より レインボームーンストーンのほうが素敵な名前と思うし。

ムーンストーン人気あるし。

 

そういうもろもろの事情でつく名前を フォルスネーム:商業名という。

 

ただ、自分が身に着ける石を探すときその名前がどうのじゃなくて

その石を身に着けたいかで選んだほうがいい気がする。

 

 

財産にするため、投資のため なら別だけど自分が楽しむためなら

直感で好きか嫌いかだけでいいような気もする。

 

実際に 人工の石のほうがきれいなものが多いし

びっくりするような技術でできているものあるし。

 

模造石はちょっと悲しいけど 合成石や人造石はすごいものもある。

私のお気に入りのリングのひとつには 人造石のルビーがある。

頂き物だった。

一目で天然ではないとわかるがとても可愛らしいピンク色。

 

要は 人造と知っていればいいのだ。

納得していればいいのた。 と思う。

 

ということでこのピンク色がお好きな方へお勧めリング。

 

2021年の作品展

★5月6日~11日 広島市 福屋駅前店

★6月3日~7日 大分市 カフェ&ギャリータピエス

★10月 福岡市 ギャラリー風

 

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